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23年前の平成7年/1995年1月17日、阪神・淡路大震災が発生。大阪-神戸間を結ぶJR神戸線、山陽新幹線、阪急、そして阪神にも未曾有の被害をもたらしました。その中で復旧まで一番時間がかかったのが阪神。実に震災発生後160日後の6月26日に復旧しました。

ココで少し視点を変えて「広報誌」と言う媒体を介して阪神の復旧の奇跡を再確認しようと思います。震災後2月号,3月号は休刊、そして4月号から復活するも今までの4ページからA4一枚モノの2ページへ縮小。ちなみに御影-西灘間は9月末開通予定とある。

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続いて5月号。梅田-御影間のスピードアップが掲載されている一方、御影-西灘間の開通時期は9月末と記載されている。

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そして6月号。「御影-西灘間の復旧工事が順調に進み、運輸省のご承認を得られれば、6月26日(月)に全線開通の予定」と記載される。当時はまだ運輸省でした。

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最後に7月号。6月26日の一番列車出発式の模様が掲載された広報誌がわずか5日後に駅構内に置いていたのには非常に驚きました。そして7月号から再び4ページへ復活。

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6月26日には全線開通記念ハープカードが発売されました。デザインは「ひょうごフェニックス」。ちなみにハープカードはスルッとKANSAI未対応、阪神限定のカードです。

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そして震災からの復興のドキュメントDVD。

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余談ですが実は震災直後、臨時号が発刊されました。題目は「運賃改定」。初乗りが¥120円から¥140円に改定されました。

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◆緑の南海に魅せられて - http://blogs.yahoo.co.jp/greennankai
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